HUNTER×HUNTER-映画のような名シーン

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 11巻より
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ハンターハンターを名作たらしめている圧倒的な間の取り方コマ割りストーリーの奥行き登場人物の感情、その表現力が存分に活かされた映画のような名シーンたち

 

幻影旅団、ウボォーギンの手向けにマフィア相手に大暴れ

ウボォーギンの死を占いで知ることになったクロロ、ウボォーのやりたかったことを行って魂を鎮魂するため、マフィア相手にセメタリービルで派手な戦争を起こす。ビルの上層階からウボォーを想い、指揮者のように鎮魂歌を奏でるクロロ=ルシルフル。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 11巻より

 

クロロVSゼノ&シルバ

龍頭戯画-牙突でクロロを壁にたたきつけ動きを止め、流れるように繰り出されるゼノの連打。読者の頭に響く音量が最高潮になったとき響き渡るゼノの合図の叫び声、からシルバの繰り出す最大威力の攻撃が炸裂する直前、一瞬の圧倒的静寂。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 11巻より

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 11巻より

 

膠着状態を打破する方法が見つからず葛藤するクラピカ

ホテルベーチタクルから幻影旅団のリーダー、クロロを攫ったクラピカ。死を恐れず自分に人質の価値は無いと言うクロロを前に、ゴンとキルアを取り戻す方法が見つからず焦る。その上クロロはクルタ族を虐殺し仲間の目を奪った元凶。復讐心、焦り、仲間を失うことへの恐怖がすべて混ざり合い、読者も息ができないほどの緊張を強いられる。

その緊張感を絞り出すように吐き出すと、作中のクラピカのセリフ・間と完全に一致してしまう。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 12巻より

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 12巻より

 

決意のクラピカ

混ざり合った感情を整理し、今なすべきことに集中したクラピカ。「絶対にイヤだ!!」という本音、パクノダへの冷徹な命令、前を見据える緋の目と最後のコマの横線が融合し、決意した未来に全力で進む覚悟を表す。

t 富樫義弘 HUNTER×HUNTER 12巻より

 

すべてを受け入れ思いを伝えるパクノダ

クラピカのジャッジメントチェーンで何も言えないパクノダ、死を受け入れ仲間たちに思いを託す。揺らがない決意で銃を取り出し、構え、仲間たちの名前を呼ぶ。カルーセルのように次々と入れ替わる旅団員たちのアップ、ノブナガのセリフで起こる一瞬の間に放たれる最後のメモリーボム。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 13巻より

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 13巻より

 

静寂の旅団員アジトと長い道のりを進み始めるクロロ

メモリーボムを使い死んだパクノダ、すべてを理解したフィンクス達が言葉少なにたたずむアジト内。フィンクスのセリフがすべて終わらないうちにホワイトアウトし、場面はクロロへ。クラピカのジャッジメントチェーンで念能力が使えなくなった団長は占いに出ていた東へ向かう。広大な岩盤地帯を前に小さく描かれた後ろ姿が遠い道のりを暗示する。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 13巻より

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 13巻より

 

 

 

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