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ハンターハンター410話【交渉(4)】の流れと解説

富樫義弘 HUNTER×HUNTER ジャンプより

ストーリーの大まかな流れと、行動原理や背景のわかりづらい点の解説

#410 交渉(4)

・ボークセンはゲームにイカサマしたことでモレナに操作されていた
・「恋のエチュード」に感染した状態で仲間の元に戻ることにしたボークセン
・エイ=イのアジト入り口部屋が軍に見つかりベンジャミンにも報告される
特殊戒厳令の発令はベンジャミンによるものだった
・ベンジャミンはTSK-17に感染orハルケンブルグに乗っ取られたどちらとも言える

エイ=イ組アジト

ボークセンの選択「YES」に対して確認するモレナ。

だがボークセンは操られ、自身の望みとは異なるカードを出していた。交渉ゲーム自体がモレナの能力の一つで、イカサマ=交渉ゲームからの離脱=YESかNOしか選べなくなる ということ。これは(すべてではないが)事前のルール説明でモレナが説明した通り嘘ではない。

富樫義弘 HUNTER×HUNTER ジャンプより

ボークセンはカードに傷をつけるというイカサマをしたことによってモレナの仲間になってしまった。

ここでモレナによる念能力の詳細説明がなされる。

恋のエチュード(サイキンオセン)はゲームアプリのようなもので子にインストールされると親のモレナは位置情報、能力値、レベルや殺人数などを把握できる。
目的をクリアする、モレナが死ぬ、スマホ(子)が死ぬまで念能力は解除されない。

モレナ=プルード『特質系』【恋のエチュード(サイキンオセン)】
モレナ=プルード『特質系』【恋のエチュード(サイキンオセン)】
目次 モレナ=プルード 特質系能力【恋のエチュード(サイキンオセン)】特徴制約と誓約(仮) モレナ=プルード 特質系 エイ=イ一家 組長 カキン国王ナスビー=ホイコーロの婚外子(名目上は) 実際はカキン王国の「謝肉祭カキ […]

なお、仲間同士であってもある程度の裏切りや仲間割れは可能だとのこと。ただしその匙加減はモレナ次第。

ボークセンは自身が置かれた状況を理解し、取れる選択肢を頭の中で整理する。

  • タイムリミットはより適した能力者がエイ=イの仲間になるまで
  • エイ=イに対抗するには力が必要だがそれには殺人をする必要がある。

そう考えつつ、仲間(軍部)の元に戻ると告げるボークセン。モレナに話をさせつつ、送らせる。

ただし、恋のエチュードの発動条件の一つ「モレナか仲間の殺人に居合わせる」をボークセンは満たしていないのでまだ殺人でレベルを上げることはできない。
モレナの王立軍学校時代の同期であり、現在も仲間である5人

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 38巻より

BW号三層

第三層エリアを制圧していく軍部。

エイ=イ組のアジトに通じるトラップが仕掛けられた部屋を見つける。3人の兵士がトラップにはまりつつも部屋の仕掛けを解明していっている。

念で作られた老人がいた部屋である

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 38巻より

ベンジャミンにも兵士からその報告がなされる。

ベンジャミンは自ら銃を持ち、最前線で制圧に当たっている。

エイ=イの対処は第三分隊に一任し、ベンジャミンは王子を直接狙うことにした。

チョウライ、ルズールスを目下のターゲットとしている模様。

ベンジャミンの独白により、

  • 自身がTKS-17(バルサミルコの使った細菌兵器)に感染したこと、
  • あと9時間ほどしか時間が残されていないこと
  • 王子を殲滅させ自身の非嫡出子を次の王にしたいこと

が明らかにされる。

残る王子はあと4人、と考えるベンジャミン。

ベンジャミンの人格は誰か?
可能性としては2つ。
・(1)ベンジャミンのまま ※本命
・(2)ハルケンブルグに入れ替わっている ※低確率

(1)であれば、バルサミルコ(人格ハルケン)が細菌兵器でベンジャミンを感染状態にさせた。それに気づいたベンジャミンが自身の不可避の死を悟り特殊戒厳令を以て子供(非嫡出子なので婚外子)に王位を継承させようとしている、となる。
(2)であれば、能力でベンジャミンに乗り移ったハルケンブルグがベンジャミンの体で特殊戒厳令を発令させ、ハルケンブルグの子を王位につけようとしている。ハルケンの目的はカキン王制の撤廃なので、その子供はある程度の年齢でありハルケンと志を同じくしている、となる。

どちらなのか現時点では明らかにされていないが、
もし2)であれば能力発動に協力した多数の支持者の中から、都合良くハルケンが入れ替わりに選ばれたのかという疑問も沸く。また、ベンジャミンの独白で一人称が「オレ」となっている(ハルケンは「僕」)、背後にベンジャミンの守護霊獣が憑いていることからも人格転移はなされていない可能性が高い。

残る王子はあと4人、とは?
人格がベンジャミンであるなら、残る王子は10人(カミーラ、チョウライ、ツェードリニヒ、ツベッパ、タイソン、ルズールス、カチョウ、フウゲツ、マラヤーム、ワブル)
仮に上位王子だけをさしているのだとするとカミーラ、チョウライ、ツェードリニヒ、ツベッパとなり4人で計算は合う。ただし脅威になっているハルケンブルグを除外する理由は?カミーラを処分済みなのでハルケン入れて4人?という疑問も出る。
人格がハルケンブルグであるなら、素直に「カミーラ、チョウライ、ツェードリニヒ、ツベッパを処分すればあとは下位王子なので容易い」と考えている可能性がある。

ミザイストム、ボトバイ、カイザルに対峙するベンジャミン。その背にはベンジャミンの守護霊中が憑いている。

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特殊戒厳令で王子を秘密裏に暗殺するため三権掌握しようと彼らに圧をかけるベンジャミン。

 

ベンジャミンはハルケンブルグと同様の細菌兵器に感染していると思案するカイザル。

もちろんハルケンブルグの能力のことは知らない

ベンジャミンが死ぬまであと1日逃げ切れば、光明が見えると考えている。

カイザルの策とは?
カイザルは特殊戒厳令に備え、シュタイナーにあることを依頼していた。この「ボタン」が押されるとどうなるのか、は不明

富樫義弘 HUNTER×HUNTER 38巻より

 

 

411話に続く

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※作成中 各話の解説から徐々に行います 目次 分類ストーリー各勢力重要キーワードキャラクター各話ごと解説 分類 ストーリー 各勢力 重要キーワード   キャラクター     各話ごと解説 ネ […]
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