ストーリーの大まかな流れと、行動原理や背景のわかりづらい点の解説
#402 手紙
・フウゲツ体調不良の原因に予想をつけるセンリツとカチョウ達
・ルズールスをターゲットに暗殺を進めようとする
・各王子の居室をまわってマジカルワームの前提条件を満たしていくフウゲツ
・同時にカチョウからの偽手紙で各王子を混乱させようという思惑
1013号室 第3王子チョウライの部屋
私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...のテンフトリから報告を受けるチョウライ。
第14王子ワブル(実質クラピカ)はチョウライとツベッパ、ワブルの3勢力で同盟を結ぶことを希望しているらしい。
テンフトリはチョウライから(守護霊獣守護霊獣は暗黒大陸編 で初出となる念能力...が吐き出した)コインを褒賞として受け取る。チョウライはこのコインの力について考えているがまだ何もわかっていない。
1005号室 第5王子ツベッパの部屋
私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...マオールからクラピカとの和平協定の提案報告を受けるツベッパ。
チョウライ含めた3者間の同盟については願ったりかなったりというスタンス。第14王子ワブルは戦力にはならないがクラピカを取り込むことができる。
第3王子チョウライはベンジャミンに対抗するための盾として使えれば願ったりと考えている。
そのとき、姿を現すツベッパの守護霊中。
同じ部屋に第1王子ベンジャミン私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...のリハンがいてこれを見ている。ツベッパとクラピカ・チョウライとの3者間和平が成立した直後に守護霊獣守護霊獣は暗黒大陸編 で初出となる念能力...が出現したことで、この霊獣は「条件型」ではないかと考えている。
バルサミルコ
ベンジャミンの私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...バルサミルコが暗殺用の道具を準備している。
暗殺道具は、ブーツに仕込んだ感染兵器のようなもの。手元のボタンで噴出するようだ。
まず無害な水かなにかで動作を確認したうえで、実際に使用する薬剤をブーツにセットした。証拠が残らず致死率が高いこの薬剤は、バルサミルコの(正確にはベンジャミン)所属する軍が製造したもので、兵器としては欠陥があり失敗作だった。
しかし王位継承戦カキン帝国に伝わる、次期王を決めるための...での暗殺にはむしろ使いやすいと考えている。
暗殺対象は第9王子ハルケンブルグ。
1004号室 第4王子ツェードリニヒの部屋
私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...サルコフを横におき、絶の修行をしているツェードリニヒ。
ゲームをしつつランニングマシンで走りながらという平行作業にも関わらずサルコフをはるかに凌駕する速度で念を習得していく。
ツェードリニヒの才能が並ではないことが見て取れる。
サルコフの独白「絶は生まれつきできてたオレですら・・・」は#401で示唆された、「各王子の元に送り込まれたビヨンド=ネテロの実子」である可能性を示唆している。
司法局 聴取室
第11王子フウゲツのバックショットを映した写真を見ているセンリツと第10王子カチョウ(の守護霊獣守護霊獣は暗黒大陸編 で初出となる念能力...)。司法局の次長カイザルも一緒にいる。
センリツは他の術者が何らかの罠を張りフウゲツがそれに引っ掛かったとみている。
カチョウはフウゲツの様子からして何らかの効力感を与える麻薬のようなものではないかと想像。
第7王子ルズールスの麻薬接種はある程度知られているらしく、カチョウはこの件についてルズールスを怪しいとみている。
フウゲツを救うため、ルズールスの暗殺計画を立てる3人。カチョウフウゲツが脱出に失敗したときの脱出ポットを利用し、王位継承戦カキン帝国に伝わる、次期王を決めるための...の呪いによってルズールスを抹殺しようというもの。
フウゲツの訪問
フウゲツはマジカルワームの能力発動の条件達成のため、各王子の部屋に訪問する。名目はカチョウの遺した手紙を王子に直接渡すため。
もちろんこの手紙はニセモノで、司法局の次長が「司法局が把握している各王子の極秘情報」をもとにしてセンリツ・カチョウと相談し作り上げたもの。
まずは第1王子ベンジャミンの部屋へ
念が見えるベンジャミンはフウゲツに取りついている低級邪霊が見える。すべての王子を殺害しようとしているベンジャミンだが、腹違いの妹フウゲツの様子に対して痛ましそうな表情も見せている。
次長がカマをかけ「ベンジャミンが特殊戒厳令を実行し各王子を暗殺するつもりであること」を読み取る。
次に第5王子ツベッパの部屋へ
手紙を渡すフウゲツ。何らかの会話がなされているが、内容はわからない。その様子を見ているリハン。
その次に第6王子タイソンの部屋へ
タイソンにも手紙を渡すフウゲツ。タイソンもフウゲツをいたわるような悲しそうな表情。
その後本命である第7王子ルズールスの部屋へ
ルズールスに手紙を渡すフウゲツ。ルズールス護衛のバショウもその様子を見ており、おそらくフウゲツに憑いている低級邪霊に気づいた。
ルズールスへの手紙の内容は第4王子ツェードリニヒの悪行の暴露であった模様。ルズールスはカチョウの性格から、違和感を持ちこの件に関して様子見を決める。
廊下にて
ルズールスの部屋に行くことには成功したのでここでやめてもいいという問いかけを体調を建前にフウゲツに提案する司法局次長。
そこに現れたバショウが自身の俳句能力で作ったお守りをフウゲツに渡す。
低級霊程度なら祓えるらしく、低級邪霊は霧散。フウゲツの寿命が少し伸びる。
深く礼をする次長。
再び 司法局 聴取室
各王子への訪問を終えて再度作戦会議をする3者。
暗殺計画の下地が整ったので予定通り実行する腹積もりでいる。休んでいるフウゲツが目覚めたら実行するようだ。
第14王子の護衛であるクラピカにも手紙は渡してあり、センリツはクラピカが考える策に期待をしている。
403話に続く
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