ストーリーの大まかな流れと、行動原理や背景のわかりづらい点の解説
#401 月光
・ビヨンドの実子が各王子の私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...として潜り込んでいることが判明
・ビヨンドの実子が王子として継承戦に参加している可能性が高いことも判明
・ロンギの提案は「和平協定」と「ビヨンドの実子の王子の探索」
1014号室 クラピカによる念能力講習中
前回#401で念能力開発用の個室に入ったロンギとのシーンから。
ロンギの入室を見ていた第1王子私設兵王子が独自の人脈で集めた兵隊。 第一王子...のヒュリコフはロンギがどう動くか静観の構え。
室内に入ったロンギは、クラピカ達に念能力者であることを明かす。
合わせて蛇の能力による暗殺は自分ではないとも説明した。
ロンギの能力は透明言葉(ゲッコウジョウレイ)。
ロンギが能力の説明をし、相手が署名すると能力が「契約」として発動する。
契約した相手にはロンギが能力を貸したり相手の行動を制限したりできる。
契約には期限があり、ロンギ側から破棄することも可能。
相手が契約を履行した場合、賞与としてロンギの透明言葉の1回限りの使用権を与えられる。
契約を破った場合は1週間 強制的な絶状態になる。
ロンギの希望する契約内容は表向きの契約と本当の契約の2種類がある
- 表向きの契約:第5王子ツベッパと互いに害しないというパートナー契約を結ぼう
- 本当の契約 :王子の中にいる「ビヨンド=ネテロの子供」を探し出してほしい
ここからロンギによる自分の正体と過去の暴露。
あくまでもロンギによる説明ではあるが、ダウジングチェーンが反応していないので嘘でない可能性は高い。
要約すると
- ロンギはビヨンド=ネテロの実の娘である
- ロンギ同様に王子のもとに潜り込ませられているビヨンドの実子は10人以上いる
- ビヨンドの目的は自分に都合のよい王子以外の王子を暗殺すること
- ビヨンドはそのため実子達に念能力を授けた(死後発動し王子を呪う念)
- これはビヨンドにより30年前からの計画である
ロンギの舌の裏側にはおぞましい目のような物体が張り付いている。これがビヨンドが実子に授けた呪いの念能力。削り取っても焼いても祓うことはできないらしい。
ビヨンドは実子達を王子を暗殺するための手駒としてばらまき、人生や目的などすべて自分のために利用した、とロンギは言う。
30年前から計画していた労力からも、都合のよい王子を継承戦で生き残らせるという目的だけでは釣り合わず、王子自体がビヨンドの子である可能性を確信している、とも。
継承戦への参加資格があるか?という疑問には第8王妃作成中オイトの言葉によって問題ないとされる。
資格を有するのは「ナスビー=ホイコーロの正室の子であること」
つまり現国王ナスビー=ホイコーロとの血縁関係の有無は問われない。
ロンギは本当の目的である「王子として継承戦に参加しているビヨンドの実子の殺害」をクラピカ達に明かす。
ビヨンドに手駒として扱われていたことよりも、本当の計画を秘匿されていたことのほうがロンギにとっては許せないことだったらしい。
話し合いが終わり部屋から出てきたロンギが泣いていたことをフュリコフは気づく。しかしその理由や部屋の中で行われた内容を推測するには情報が足りなさ過ぎて断念する。
ビヨンド=ネテロの拘束室
鎖で壁に拘束されているビヨンド。
見張りは十二支ん(元)会長ネテロが実力を認めた12人のプロ...のカンザイ。
ヒマを持て余し読書にいそしむビヨンド。
話したい奴がいるので連れて来てくれ、とビヨンドが言ったところで#401は終了。
402話に続く
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