ストーリーの大まかな流れと、行動原理や背景のわかりづらい点の解説
#396 結成(2)
流星街の教会
#395から続いて、幻影旅団結成前の流星街人間社会から見捨てられた街で、廃棄物の不... Moreの話。
拾ったビデオテープのアニメの吹き替えを終えたクロロ達、教会で上映会を行うことに。
そこにフィンクスとフェイタンもやってくる。サラサがお菓子のかごを差し出すが、あげるのではなく配るのを手伝えという意味らしい。なんだかんだ言って手伝うフィンクス。
サラサは最年少ではあるものの、自分の意見を持っており、いつも笑顔で、だれに対しても物おじしない筋の通った態度の女の子。
アニメの上映が始まる。
流星街人間社会から見捨てられた街で、廃棄物の不... Moreの中でも知名度がある「カタヅケンジャー」という戦隊ものお掃除モチーフアニメと判明し、子供たちが盛り上がる。
画面に見入るフィンクスとフェイタン。
シャルナークとフランクリン含む、一部の子供たちはクロロとパクノダが吹き替えをしていることに気付いている模様。クロロはなんと男の登場人物をすべて一人で演じ分けているらしい。
ここで機材トラブルが発生。音声が聞こえなくなる。
元は捨てられていたビデオテープだということや流星街人間社会から見捨てられた街で、廃棄物の不... Moreは世界のゴミ捨て場であることを子供たちも理解しており、あきらめモードが漂う。ウボォーギンが進行の不備を揶揄して挑発する。客席でそれを見ているノブナガ。
しかしマイクを受け取ったクロロが壇上に上がり、その場で吹き替えを続行。一人で多数の役を担っていたことが分かり、上演会は再度盛り上がりを見せる。
シーラやサラサも加わり、上演は進む。敵の親玉「落書き怪人グラフィーノ」演じるクロロの迫真の演技にウボォーギン、フランクリン、シャルナーク、フィンクス、フェイタンは茫然。ノブナガは感心しており、マチも興味をひかれた様子。小さい子供たちは悪の親玉が怖くて泣き出し始める。
ストーリーはそこから一転して正義側戦隊メンバーの息の合った掛け合いが始まり、クリンパワーで悪を倒し、物語は終わる。
教会からの帰り道
子供たちの大喝采、上映会は成功裏に終わり、大人からも褒められるクロロ達。感想を言い合いながら岐路につくクロロ、サラサ、シーラ、パクノダ、フランクリン、シャルナーク、ノブナガ。
それを待ち構えているウボォーギンとフェイタン。上映後を楽しみにしておけ、という言葉通りにやってきた。
クロロが殴られるのを覚悟で前に近づこうとすると、前に進み出たサラサがウボォーギンのセリフを先んじて大声で言いり、不穏だったその場の空気を和やかに変えてしまう。
それはウボォーギンが「言いたいが、プライドゆえに言えないであろう本音」だった。
クロロを認め、次回の吹き替えに参加させてくれと言い出すウボォーギン。みんなと和解。
子供たちの遊び場(倉庫)
その後のアニメ吹き替えも順調に進み、このメンバーでの仲間意識が徐々に形成されていく。
マチはやるなら悪役がいいとお姫様役を拒む。
悪役の女王役をフランクリンが提案。
設定上シーラの兼任が最適というパクノダ。
今いるメンバーに対してアニメ内の登場人物が多く、どう考えても人員不足なのが明らかになってくる。
人を募集しようという流れになり、じゃあ自分たちはなんなのか?の疑問からこのメンバーに対して名称を付けることに。
劇団→旅の一座→旅団→ナントカ旅団
という連想から名称「~旅団」が確定。
幻影旅団メンバー
初期メンバー
初期メンバーではない
グループ名ができたことでさらにやる気を見せるウボォーギン。
やりたいことがはっきりし、気合が入ったらしい。それはクロロと世界中を劇講演で回り、世界一の悪役になること。
盛り上がるが、ふと気づくとサラサがいない
街のはずれ
サラサはゴミ集積場の仕分け当番なので一人で帰ったようだ。
心配するクロロだが、サラサの共同集落は遠くないので大丈夫だというシャルナーク。
サラサはビデオの続きを一人で見つけることでみんなを驚かせたい模様。
いそいそとウガ森横の企業ゴミ置き場に向かう。
人さらいたちの車内
流星街人間社会から見捨てられた街で、廃棄物の不... Moreで人さらいをしている者たちが、車内で会話をしている。
最近警戒が厳しくなってきた
マフィアへの上納に足る人数はすでに確保した
最後に一人見つけたら、たっぷり遊んでいくか
そのような話をしながら嗤いあい、森へと車を走らせる。
森で鉢合わせするであろうサラサが犠牲になりそうな流れになり・・・