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ハンターハンター404話【思惑】の流れと解説

ストーリーの大まかな流れと、行動原理や背景のわかりづらい点の解説

#404 思惑

・第3王子チョウライの部屋で念能力の解説と発現したコインの検証をするクラピカ

チョウライ居室

念能力の解説とチョウライの守護霊獣が出したコインの検証のため呼ばれたクラピカ達。

クラピカはコインの仕様について、仮説を立て説明していく。

  • 念の維持コストは持ち主に分散させることでコインは大量に創出できるのでは
  • 持ち主によってコインの効果が違うのでは
  • 持ち主によってコインのデザインが違うのでは(検証済み)
  • 持ち主が変わるとコインの効果やデザインが変わるのでは

など。

クラピカはチョウライに、コインを側近に渡すよう提案。

しかしチョウライはクラピカに渡そうとする

クラピカは迷いつつも危険性は高くないと判断し、チョウライの信頼を損ねるリスクを回避するためコインを手に取る。

クラピカの手に渡ったコインは数字と絵柄どちらも変化した。

チョウライにコインを返すと絵柄は戻り数字は1のまま。

チョウライの能力におよその検討を付けたクラピカ。
ここで話してよいかチョウライに尋ねると、上位王子への害意はないので話せとチョウライ。

クラピカは、チョウライの意を汲んでコインの能力のうち脅威になりえそうにない部分を話していく。

クラピカはコベントバがチョウライのコインを隠し持っていると確信しており、それもコインの能力確認とこの場ですべて話さなかった言い訳に使えると算段している。

クラピカが「もう一方の件はもう少しお待ちください」といったことに対して
チョウライは「差し迫っていない」と言う。

これはチョウライの本音ではなく、ワブルの警護を心配するそぶりを見せつつ「情報がなければワブル王子の安全は保障しない」と脅している。

建前の会話の裏で互いの思惑を感じ戦略を練るクラピカ。最も脅威になるのはベンジャミンで、チョウライ・ツェードリニヒ・ルズールスいずれかの庇護下でいることは、ベンジャミンによる強行という危険にさらされることを改めて認識する。

それに加えて、どこにいるかが最も安全かも判断が非常に難しい。

チョウライ居室だとベンジャミンの直接攻撃にさらされる可能性があり、
ワブル居室だと各王子の護衛たちに囲まれながらサイレントマジョリティーの白蛇に狙われる危険性がある。

医務室への廊下

ストレッチャーで運ばれる第9王子ハルケンブルグ。医療班のチードルとクラピカも付いている。

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ハルケンブルグは仮病ではなく、実際に細菌兵器による感染症にかかっている。

ハルケンブルグは自分の肉体をこの件で死なすつもりだが、ハルケンブルグ母(おそらく実はウンマ)と結託して解剖を拒否してもらう密約ができている。
これは軍部主導の細菌兵器だとわかると事をスムーズに進めたいハルケンブルグにとっても都合が悪いからだと思われる。
しかしそうすると「ウンマに念や守護霊獣の知識があるか」という疑問が沸き
無い場合は、ウンマはハルケンブルグの死を計画的自己犠牲と思っている
ある場合は、ウンマはハルケンブルグの思念は死んでいない
と理解している可能性があり、ここからハルケンブルグの能力が漏れるおそれが出てくる。

司法局とベンジャミン居室

バルサミルコとベンジャミンの会話。バルサミルコ(中身はハルケンブルグ)はハルケンブルグを仕留めたこととまもなく死亡することを伝える。
ベンジャミンは「検視に(ハンター)協会が関わると厄介だな」と言っている

もちろん軍部主導の細菌兵器のことがバレるおそれがあるため

バルサミルコはハルケンブルグの能力で体を乗っ取られている(#403

会話しながら念能力の検証を回想するハルケンブルグ。ハルケンブルグが意識を保っている間、バルサミルコの身体にバルサミルコの意識が戻ることは無い。

そしてハルケンブルグはあくまでも継承戦の勝者となることを目指しており、自分の肉体が死に近づいていることも戦略のうちである模様。

医務室への廊下~医務室

「王族専医と軍医のチーム」がハルケンブルクの病室に行き、レオリオやチードルの医療班を追い出す。チードルは明らかに不満そうな様子。

治療をするでもなく死を待っているかの様子でハルケンブルグを見下ろす王族専医達のチーム。

ベンジャミン居室、カミーラ居室、チョウライ居室

ヒュリコフから報告を受けるベンジャミン。

自室でネイルケアをしているカミーラ。

コインを見ながら考え事のチョウライ。

それぞれの時間を過ごしている。

ツェードリニヒ居室

絶までの時間が3秒496。4秒を切ったツェードリニヒ。

進捗が遅すぎることにいら立ちと怒りをにじませるツェードリニヒだが、それを見るサルコフはありえない成長速度に驚愕。

ツェードリニヒの念能力(刹那の10秒)は時間に関わる能力で、「一瞬で10秒先までの未来を予知し、その未来の中ではツェードリニヒだけが予知と異なる行動をとれる」というもの。時間に対するツェードリニヒの意識の高さと執着が常人とはかけ離れていることが念能力にも強く影響している。

ツェードリニヒが宣言した1秒を切るまで、ツェードリニヒの見立てで10日から2週間。そのXデーに向けて重圧と焦りの中のサルコフ。

ツェードリニヒは徐々に洗練された巨大なオーラを練れるようになっている。

ツベッパ居室

パソコンを見ているツベッパ。顎に手を当てて思案中。

タイソン居室

タイソン経典私設兵に読み聞かせているうれしそうなタイソン

ルズールス居室

ルズールスは大画面モニタで番組を鑑賞中。

考え事をしているバショウ

 

医務室(フウゲツ居室?)

ベッドに横たわり体力回復中のフウゲツを見守るカチョウの守護霊獣

その体は透けている。

なぜカチョウの体が透けているのか?
カチョウの守護霊獣2人セゾン”キミガイナイ”が稼働ためのオーラはどこからきているのか?という問題に関連すると思われる。
フウゲツの生命力が弱くなっているから2人セゾンが薄まっているのか、逆に薄めることで生命力の消費を抑えようとしているのか、もしくは守護霊獣が自身の透明度や存在感を調整できる力があるのか。

マラヤーム居室

遊具で遊ぶマラヤーム。王妃私設兵、ビスケも相手をしている。

ワブル居室

念能力講習の第2回をバビマイナに説明するクラピカ。第1王子側の参加者は第一回目と同様にバビマイナとヒュリコフのようだ。

目下最大の注意事項は第2王子カミーラの私設兵がひとり講習に加わること。サカタ・ハシトウにも聞いてみるがカミーラ側の目的は絞り切れないようだ。

バビマイナは、カミーラの私設兵が不可持民であり呪いの力を持っていることを噂話程度だが把握している。それが事実か、狙いはワブルか念講習かと思いを巡らすが不確定要素が多すぎてこちらも当面様子見するしかないとの結論になる模様。

クラピカはより慎重に行動することに。シマヌにも王妃・王子の近くにいるよう指示。

医務室

ハルケンブルグの容体は悪化の一方。ついに心臓が止まる。

医療チームの一人が親指を上げたサムアップのジェスチャーをしているように見える。

この人物は、「ハルケンブルグが亡くなったことを任務完了と伝えるベンジャミン側勢力の人間」か、「ハルケンブルグの計画通り死亡直前に催眠剤を与えることに成功したハルケンブルグ側勢力人間」か現時点では不明である。

ベンジャミン居室

ハルケンブルグの死と任務の完全完遂をベンジャミンに伝えるバルサミルコ。

ハルケンブルグの遺言をベンジャミンに伝え、了解を得る。

BW号第3層 広場

ハルケンブルグの死が遺言に従って公にアナウンスされる。それを聞いている一般乗客たち。

幻影旅団のノブナガ・フィンクス・フェイタンも聞いているが、死亡したハルケンブルグがマフィアに関連がない(ケツ持ちではない)とわかると興味を失う。

ノブナガはシュウ=ウ・シャア=アの2つのマフィアに聞きたいことがあり、エイ=イのアジトに乗り込む前に話を聞きに行きたいらしい。

文句をたれつつ行動を共にするフィンクスとフェイタン。

 

405話に続く

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暗黒大陸編メモ
※作成中 各話の解説から徐々に行います 目次 分類ストーリー各勢力重要キーワードキャラクター各話ごと解説 分類 ストーリー 各勢力 重要キーワード   キャラクター     各話ごと解説 ネ […]
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